top of page
執筆者の写真Rich Island Company

ヘッドライトのフィールドテスト

更新日:10月5日

当社のヘッドライトリペアは他の業者様から比べると、お値段高いです。


では、何故お値段が高いのかをご説明致します。


その前に先ずはこちらをご覧下さい。



このヘッドライトは、2024年1月にサンプルとしてリペアしました。

現在4月末ですので、約4か月が経ちました。


このヘッドライトは、紫外線劣化したところを研磨しております。

一般的に言われている磨きとは違い、研磨をしております。

磨きも研磨も一緒じゃん。と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、なぜ私が「磨き」と「研磨」を使い分けているか、私の言うところの「磨き」とは、表面にある黄色く紫外線で劣化した個所のみを取り除いてヘッドライトを元の状態に戻す事。



それに対して「研磨」とは、紫外線で劣化した層を全て削り落とす事です。



ヘッドライトは、表面の黄ばみ部分を取り除く事で、綺麗になり復活させるとこが出来ますが、本来これだけでは不十分な処理となります。



何が不十分なのか。



それは黄ばみが取れていても劣化した層が残っていて短い時間で黄ばみが戻ってしまうからです。

ですので、一般的にはこの劣化層を取り除くことができていないので黄ばみの戻りが発生します。



ポリカーボネートは紫外線に弱い素材と思われている方がほとんどだと思いますが、本当は耐候性があり、紫外線に強い素材であります。

ポリカーボネートの紫外線の透過率は0%です。

言い換えれば、ポリカーボネートは100%紫外線を通しません。



ポリカーボネートはカーポートなどの屋根材にも使用されていて強度があり、海外では防弾パネルに使用されるほど、軽くて強い素材になります


ただ、ポリカーボネートは紫外線を他の樹脂よりも多く吸収するため、その結果紫外線での劣化が発生してしまうのです。


ポリカーボネートのカーポート

本当に紫外線に弱い素材であるならば、住宅や自動車のメーカーが使用する訳がありませんよね。



なので、一部の業者が言う「ヘッドライトのクラックの原因は紫外線で中から発生している」と言うのは間違えです。



そもそも紫外線を100%通さないポリカーボネートの内側が紫外線での劣化が起こる訳がないのです。



当社では、今後もこのフィールド試験を続けて行きます。


6か月後、9か月後、12か月後


経過を観察して行きたいと思います。


興味のある方は乞うご期待です。



当社ではヘッドライトの黄ばみ、クラックの補修等を行っています。

興味のある方はこちらから一度ご連絡下さい!



Comments


bottom of page