【神奈川 エアコン修理】エアコンのガス漏れは緊急性が高い!冷えない原因と正しい判断方法
- Rich Island Company

- 9月24日
- 読了時間: 5分

エアコンが冷えない――。真夏の暑い日にこのトラブルが起こると、とてもつらいですよね。
「設定温度を下げても全然涼しくならない」「風は出ているのに部屋が冷えない」そんな時にまず疑うのがエアコンのガス漏れです。
実は、エアコンの冷媒ガスは冷房運転に欠かせないもので、ガスが不足すると冷却能力が大きく低下します。さらにガス漏れは放置すると機器自体の故障や電気代の高騰につながるため、緊急性が非常に高いトラブルです。
しかし一方で、「冷えない=ガス漏れ」とは限らず、設定温度・建物環境・湿度・使用方法 など、ほかの要因で冷えにくくなることもあります。この記事では、ガス漏れの緊急性とその判断方法、さらに快適な室内環境を保つための工夫について詳しく解説します。
1. 設定温度の問題
意外と見落としがちなのが設定温度です。例えば、外気温が30℃以上の真夏日に設定温度を28℃にしていると、外と中の温度差が小さいため冷房効果を体感しにくくなります。特に都会のヒートアイランド現象がある地域では、設定温度が適切でも「冷えていない」と感じるケースが少なくありません。
逆に、葉山など海沿いの比較的涼しいエリアでは同じ28℃設定でも快適に感じられることもあります。つまり、外気や地域の気候条件も「冷えない」と感じる一因になるのです。
2. 建物の構造や環境
古い建物は断熱性能が低いため、エアコンを使っても室内の温度が下がりにくい傾向があります。特に西日が差し込む部屋や日当たりの良いマンション上層階では、冷房効果が弱く感じられることも多いです。
このような場合、シーリングファンの設置が有効です。扇風機と違って天井から空気を攪拌し、冷気を下へ循環させるので、部屋全体を効率よく冷やすことができます。
3. 湿度による不快感
人間は温度よりも湿度に不快感を覚えることが多いです。
室温は下がっていても湿度が高いと「涼しくない」と感じてしまいます。エアコンの除湿機能や適切な換気を組み合わせることが快適さのポイントになります。
4.ガス漏れの可能性を疑うべきサイン
もちろん、冷えない原因が必ずしも設定や環境ではなく、本当にガス漏れが起きている場合 もあります。以下のサインがある場合は注意が必要です。
冷房を入れて最低温度にしても風がぬるい
配管や室外機周辺に油じみがある
長期間使っていないのに突然効かなくなった
電気代が急に高くなった
これらはガス漏れによって冷却機能が低下している典型的な症状です。
「冷えない=ガス漏れ」とは限らないため、プロは以下の数値を基準に判断します。
4-1.運転圧力の測定
エアコンの冷媒回路には適正な運転圧力があります。
一般的に冷房時は 0.8~1.1Mpa が正常値とされています。これを大きく下回っている場合は、冷媒ガスの不足が疑われます。
4-2.過熱度の確認
過熱度とは、圧縮機吸入温度と冷媒ガスの飽和温度との差のことです。冷媒の正常な加熱度は2〜8度が標準となっており、この数値がずれているとガス不足や過充填など異常が起きていると判断できます。
これらの数値を専用のゲージや温度計で測定することで、初めて正しく「ガス漏れの有無」を見極められるのです。
5.自分でできる対策と専門業者に任せるべきケース
自分でできる対策
設定温度を外気温との差が出るよう調整する
シーリングファンや遮光カーテンで室内環境を整える
定期的にフィルターを清掃する
除湿機能を活用して湿度を下げる
専門業者に依頼すべきケース
冷風がまったく出ない
室外機から異音や異臭がする
圧力計や温度計の測定が必要な場合
ガスの充填・修理が必要な場合
6.FAQ:エアコンのガス漏れに関するよくある質問
Q1. ガス漏れはどれくらいで起こるのですか?
A. 通常、設置工事が適切であれば何年経ってもガスが自然に減ることはありません。施工不良や部品の劣化、経年劣化による接続部の緩みなどが原因で漏れるケースが多いです。
Q2. ガス漏れを放置するとどうなりますか?
A. 冷却機能が低下し、電気代が増加するだけでなく、コンプレッサーが過負荷で故障するリスクがあります。修理費が高額になる前に早めの対応が必要です。
Q3. ガスの補充だけで直りますか?
A. 補充して一時的に冷えることはありますが、漏れている箇所を修理しなければ再びガスは抜けてしまいます。根本的な修理とセットで行うことが重要です。
Q4. ガス漏れ修理の費用はどれくらいですか?
A. 漏れの場所や修理方法によって異なりますが、数万円程度が一般的です。まずは点検で原因を特定することをおすすめします。
Q5. ガス漏れと水漏れは違いますか?
A. はい、全く別のトラブルです。ガス漏れは冷却機能に直結し、水漏れは結露や排水経路の詰まりなどが原因です。どちらも放置すると故障に繋がるため、早めの対応が必要です。
7.まとめ:ガス漏れは緊急サイン!早めの点検で安心を
エアコンが冷えない原因は、設定や建物環境などの要因から、湿度・断熱性の問題、さらにはガス漏れまでさまざまです。中でも ガス漏れは緊急性が高く、放置すると高額修理につながる可能性がある重大なトラブル です。
「設定を変えても冷えない」「冷風が出ない」と感じたら、自己判断せずに早めにプロへ相談することが大切です。
神奈川県でエアコンクリーニング・修理を行う Rich Island Company では、冷房が効かない原因の診断からガス漏れ修理まで対応しています。気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。





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